コンピューターのスペックはデータ処理速度や安定性に直結するものです。CPUの性能が高くメモリ容量が大きければ多くの処理をスムーズに進めることが可能です。レンタルサーバー(共用サーバー)もサーバーマシンと呼ばれるコンピューターで運用しており、サーバーマシンのスペックが高ければ、サービスのスピードや安定性にも大きく影響するでしょう。
専用サーバーであれば自分でサーバーマシンを選択することが出来ます。VPSであれば、プランによってCPUコア数やメモリ容量を選択し処理能力を向上させることが可能で、クラウドでは要求に応じて迅速に処理能力のスケールアップが出来ます。ですが、レンタルサーバー(共用サーバー)の場合、ホスティング業者が運用しているサーバーマシンをそのまま使用することになり、こちらでハード面の増強を選択することはできません。サービスの質に大きな影響を与える可能性があるホスティング業者が運用するサーバーマシンのスペックはユーザーにとって非常に気になるところです。
ホスティング業者によっては、共用サーバーを運用しているサーバーマシンのスペックを公開している場合がありますのでチェックしてみましょう。スペックは、インストールされているサーバーOSやバージョン、CPUの種類、搭載メモリ容量、サーバーマシンメーカーなどです
マシンスペックが良ければ処理速度も向上しますので、Webサイトの表示速度やプログラムの処理速度などの向上に繋がるでしょう。さくらレンタルサーバー、エックスサーバー、ファーストサーバーなどはマシンスペックを公開しています。
※さくらレンタルサーバーは契約後のサーバーコントロールパネルから確認できます。