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JavaScriptとは

JavaScriptとは、主にWebブラウザ上で動作するオブジェクト指向のスクリプト言語です。

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JavaScriptとは、主にWebブラウザ上で動作するオブジェクト指向のスクリプト言語です。Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)社とNetscape Communications(ネットスケープ・コミュニケーションズ)社によって開発されました。スクリプト言語とは、記述や実行が比較的容易なプログラムを台本のように解釈して実行するタイプのプログラム言語の総称です。また、記述したプログラムは実行までの手順が簡略化されており、直ぐに結果を出力出来るのも特徴の1つです。良く知られているスクリプト言語は、JavaScript、Perl、Python、PHP、Rubyなどがあります。Java言語のような記述方法をとることから JavaScript という名称となりましたが、Java言語とは異なる言語で互換性はありません。

Webページは本来静的なものです。クライアント(Webブラウザ、ユーザー)の要求に応じて、Webサーバー内に保存されているHTMLファイルを送信するだけで、静的な文書や画像で構成されたページが表示されるだけでした。そこで、Webページに動的な仕組みを与える技術が開発されることになり、そのうちの1つとして JavaScript が開発されました。JavaScriptによって静的なWebページに動きを持たせることが可能となり、アニメーション効果やクライアント・Webサーバー間の対話的な仕組みを実現させることが出来るようになりました。JavaScriptを活用することで優れたユーザーインターフェースの開発が可能となります。JavaScript 以外に動的なWebページを出力させる技術として、JavaサーブレットやCGIなどのサーバーサイド技術があります。

JavaScriptは主要なWebブラウザにはほぼ搭載されており、HTMLファイルにJavaScriptを記述してWebブラウザで表示させれば簡単に実行させることが可能です。JavaScript は、汎用プログラミング言語でもあり、その用途は Webブラウザに限定されず、JavaScriptインタプリタを組み込むことで様々なプラットフォームで実行可能です。

リリース当初、JavaScriptはブラウザによる違いがあり、各環境で使用できない機能があったり、動作の挙動に異なりが発生していました。そこで、1996年 Netscape Communications社はこのような互換性の問題を解決するために、ヨーロッパの情報技術標準化団体ECMA(欧州電子計算機工業会)に統一仕様を提出し、各ソフトウェアメーカーに働きかけました。これにより1997年6月、ECMAScript(ECMA-262)と呼ばれる標準仕様の規格がリリースされました。現在、ECMAScriptに準拠しているものを JavaScript とし、独自の拡張がなされたそれ以外のものは、独自の名称を付けることになっています。例えば、アドビシステムズ の Flash用 ActionScript などです。

現在、JavaScriptは Amazon や Google などでも採用されており、特に、JavaScript の通信機能を活用した Ajax(アヤックス、エイジャックス)技術が注目されています。この技術では、Webページを再読み込みせずにWebサーバーとデータの送受信を行うことが可能で、リロードなしで動的にページの一部を書き換えることが出来ます。Ajax は Asynchronous JavaScript + XML の略称です。

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日付

投稿日:2017年12月3日
最終更新日:

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