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UPDATE:2024年09月02日

レバレッジとは [FX用語]

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レバレッジ [FX用語] | wepicks!

1分ノート

  • レバレッジ は元手の資金より大きな金額の取引を行う仕組みこと。最大 元手(証拠金)の25倍
  • 証拠金 は 取引を行うために必要な資金(元手・元金)のこと。これは、FX会社に預け入れる資金のことで、取引に必要な担保となる。
  • 倍率 は レバレッジ をかける倍率のこと。証拠金 に対して 何倍 の レバレッジ取引 を行うかの掛け率。
  • リターンとリスク レバレッジ を使用した取引では利益も損失も大きくなる。

レバレッジとは

最大元手の25倍の取引が可能

FX の「レバレッジ」について初心者向けに説明します。

レバレッジ とは、少ない資金(元手・元金)で大きな取引を行うための仕組みです。具体的には、少額の投資資金で大きな額(日本=国内FX業者では最大25倍)の通貨を取引できるようにするもので、FX取引では頻繁に利用される仕組みです。

例えば、10倍 の レバレッジ を使用する場合、1万円の資金で10万円分の通貨を取引できることになります。つまり、1万円の元手で10万円分、10万円なら100万円分の通貨売買を行うことができるというわけです。

画像レバレッジ25倍
4万円で1万ドル(100万円分)の取引が可能(※1ドル100円の場合)

レバレッジ(leverage) は、もともと【テコの原理】を意味しています。

レバレッジを利用した取引

仮に「1米ドル100円」「資金(元手・元金)100万円」とした場合、このままであれば、1万米ドルまでが最高の取引額になります。1米ドル100円で1万米ドル(100万円分)買い、1米ドル101円になれば、1万米ドルは101万円となり、1万円の利益が発生します。

一方、レバレッジ を利用していた場合、仮に3倍の レバレッジ で取引すれば、3万米ドル買うことが可能です。1米ドル101円になれば、3万米ドルは303万円となり、3万円の利益が発生します。レバレッジ を利用することで、利益が3倍になります。

レバレッジの仕組み

レバレッジの仕組み
(1) 証拠金
取引を行うために必要な資金(元手・元金)のことです。これが「レバレッジ」をかける基準となります。証拠金は、実際にFX会社に預け入れる資金のことで、取引に必要な担保となります。
(2) 倍率=レバレッジ
証拠金にかける倍率のこと。証拠金に倍率をかけて行う取引の仕組み自体を レバレッジ と言います。例えば、レバレッジ が「10倍」の場合、証拠金の10倍の額までの取引ができます。つまり、1万円の証拠金で10万円分の通貨取引ができるということです。
(3) リターンとリスク
レバレッジ を使うと、小さな価格変動でも大きなリターン(利益)を得ることができますが、同時にリスク(損益)も大きくなります。為替動向が予想と反対の方向に動いた場合、損失も大きくなります。

レバレッジの使い方

  • 低レバレッジ:リスクを抑えた取引が可能です。資金の範囲内で安定した取引を目指す場合に適しています。バランスの良いレバレッジは2~3倍程度と言われています。レバレッジをかけず、銀行等で行う外貨預金と同様に、入金した証拠金と同額の売買取引(レバレッジ1倍)を行うことも可能です。
  • 高レバレッジ大きな利益を狙うことができますが、リスクも大きくなります。経験豊富なトレーダー(外国為替市場で実際に通貨売買を行う個人や機関)が使用することが多いです。日本(国内FX業者)では最大証拠金の25倍までの レバレッジ をかけることが出来ます。市況や為替の予測に自信がある場合、レバレッジを効かせて大きな利益を狙ることが出来ます。

まとめ

レバレッジ を使うことで少ない資金で大きな取引ができる一方で、リスクも伴うため、慎重な運用が求められます。取引を始める前に、自分のリスク許容度や取引スタイルに合った レバレッジ 設定を検討することが大切です。

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日付

投稿日:2024年8月8日
最終更新日:2024年09月02日

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