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UPDATE:2024年09月05日

python if文 について -入門編-

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Python の if 文は、プログラム内で条件付きロジックを実行するために使われます。これは、特定の条件が 真(True) か 偽(False) かどうかを判定し、それに基づいて異なるアクションを取ることを可能にします。

基本的な構文

Python の if 文の基本構文は次のようになります。

条件式

if 文の条件式は、真偽値(True または False) を返す式でなければなりません。条件式が True を返す場合、if ブロック内のコードが実行され、偽(False) の場合は実行されません。

else と elif

else と elif(else ifの略) を使用して、複数の条件をチェックし、それぞれに対して異なるアクションを実行することができます。

実行結果
c

print() は、画面にメッセージを表示させる Python の組み込み関数です。

if文の例

例として、ある数が正か負か、またはゼロかを判定する簡単なプログラムを考えてみましょう。

簡単なif文の例

実行結果
負の数

このコードは、number 変数の値に基づいて異なるメッセージを出力します。

正の数の場合

実行結果
正の数

0 の場合

実行結果
ゼロ

少し複雑なif文の例

この例では、ユーザーの入力に基づいて、年齢と国籍を考慮して特定のメッセージを出力するプログラムです。

国籍と年齢によって異なる挨拶を出力するプログラムとします。

条件は次の通りです。

日本人の場合、20歳以上であれば「成人おめでとうございます!」と表示し、それ未満であれば「こんにちは、少年!」と表示。
アメリカ人の場合、21歳以上であれば「Welcome, adult!」と表示し、それ未満であれば「Hello, young one!」と表示。
上記以外の国籍の場合、年齢に関わらず「Welcome to our program!」と表示。

ユーザー情報が Japanese 21 の場合。

実行結果
成人おめでとうございます!

ユーザー情報が American 16 の場合。

実行結果
Hello, young one!

ユーザー情報が Thai 80 の場合。

実行結果
Welcome to our program!

注意点

Python では、インデント(通常はスペース4つ) が非常に重要です。if、elif、else ブロック内のコードは、正しくインデントされている必要があります。
if 文は他の制御フロー構造と組み合わせて使用することができ、非常に強力です。
これが Python における if 文の基本的な使い方です。

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日付

投稿日:2024年9月3日
最終更新日:2024年09月05日

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