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UPDATE:2019年11月11日

PHP の 論理演算子

PHP の 論理演算子 | wepicks!
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1 Minute Note

and論理積or論理和
xor排他的論理和!否定
&&論理積||論理和
  • 論理演算子論理値を評価し論理値を返す(論理値 詳しくはこちら)
  • 論理演算子アルファベット版記号版 がある
  • アルファベット版の優先順位が上
論理演算子は論理値を評価する演算子です。オペランドは論理値とされます(オペランドとは演算子の対象となる数値や文字列や式などの値のこと)。評価した結果を論理値で返します。論理演算子は if文 や if else 文 の条件式などで利用します。


論理演算子とは

POINT

  • 論理演算子論理値を評価し論理値を返す
  • 論理演算子アルファベット版記号版 がある
  • アルファベット版の優先順位が上

論理演算子は論理値を評価し、結果を論理値で返します。オペランドは論理値とされます。(オペランドとは演算子の対象となる数値や文字列や式などの値のこと)。論理値は「」「」を表す値であり、キーワード「TREU」と「FALSE」で表されます。論理値の詳細についてはこちらを参照下さい。

論理演算子はアルファベット版記号版2種類あります。アルファベット版と記号版では評価の優先順位が異なり、アルファベット版の優先順位が上です。

論理演算子の種類

論理演算子の種類、優先順位、結合時の評価です。すべての演算子の種類や優先順位はこちらを参照下さい。

演算子名前優先順位結合時の評価結果
and論理積3left$a and $b $a および $b が共に TRUE の場合に TRUE
or論理和1left$a or $b $a または $b のどちらかが TRUE の場合に TRUE
xor排他的論理和2left$a xor $b $a または $b のどちらかが TRUE でかつ両方とも TRUE でない場合に TRUE
!否定6right! $a$a が TRUE でない場合 TRUE
&&論理積5left$a && $b $a および $b が共に TRUE の場合に TRUE
||論理和4left$a || $b$a または $b のどちらかが TRUE の場合に TRUE

計算の例

「 and (論理積) 」「 && (論理積) 」

  • 左右両方 TRUE の場合に TRUE、それ以外は FALSE を返す

「 and (論理積) 」「 && (論理積) 」は、左辺オペランド と 右辺オペランド の 両方TRUE である場合に TRUE を返します。どちらか一方でも FALSE であれば、FALSE を返します。
(オペランドとは演算子の対象となる数値や文字列や式などの値のこと)

結果は

結果はTRUEです。
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

となります。

左辺オペランド か 右辺オペランド の どちらか片方が FALSE であれば FALSE を返します。

結果は

結果はFALSEです。
結果はFALSEです。
結果はFALSEです。

となります。

「 or (論理和) 」「 || (論理和) 」

  • 左右どちらか一方が TRUE の場合に TRUE を返す
  • 左右両方 TRUE の場合 TRUE を返す
  • 左右両方 FALSE の場合 FALSE を返す

「 or (論理和) 」「 || (論理和) 」は、左辺オペランド か 右辺オペランド の どちらか一方でも TRUE であれば TRUE を返します。

結果は

結果はTRUEです。
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

となります。

左辺オペランド と 右辺オペランド の 両方が TRUE であれば TRUE を返します。

結果は

結果はTRUEです。
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

となります。

左辺オペランド と 右辺オペランド の 両方が FALSE であれば FALSE を返します。

結果は

結果はFALSEです。
結果はFALSEです。
結果はFALSEです。

となります。

「 xor (排他的論理和) 」

  • 左右のどちらかが TRUE で、且つ、両方 が TRUE でない場合に TRUE を返す
  • 左右両方 TRUE の場合は FALSE を返す
  • 左右両方 FALSE の場合は FALSE を返す

「 xor (排他的論理和) 」は、左辺オペランド と 右辺オペランド の どちらかが TRUE で、さらに、両方が TRUE でない場合に TRUE を返します。

結果は

結果はTRUEです。
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

となります。

左辺オペランド と 右辺オペランド の両方が TRUE や FALSE の場合は FALSE を返します。

結果は

結果はFALSEです。
結果はFALSEです。
結果はFALSEです。

となります。

「 ! (否定) 」

  • 右辺オペランド が、 TRUE でない場合に TRUE を返す

結果は

結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

となります。

サンプルコード

– サンプル Click Here ! –

実行結果
「and(論理積)」「&&(論理積)」 結果がTRUEの場合は左右両方TRUE
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

「and(論理積)」「&&(論理積)」 結果がFALSEの場合は左右片方FALSE
結果はFALSEです。
結果はFALSEです。
結果はFALSEです。

「or(論理和)」「||(論理和)」 結果がTRUEの場合は左右片方TRUE
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

「or(論理和)」「||(論理和)」 結果がTRUEの場合は左右両方TRUE
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

「or(論理和)」「||(論理和)」 結果がFALSEの場合は両方FALSE
結果はFALSEです。
結果はFALSEです。
結果はFALSEです。

「xor(排他的論理和)」 結果がTRUEの場合は片方TRUEで両方TREUでない
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

「xor(排他的論理和)」 結果がFALSEの場合は両方TRUE
結果はFALSEです。
結果はFALSEです。

「!(否定)」 結果がTRUEの場合は右辺オペランドがFALSE
結果はTRUEです。
結果はTRUEです。

– サンプル Click Here ! –


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日付

公開日:2019年5月14日
最終更新日:2019年11月11日

配列関数サンプル

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