php addcslashes 指定文字の前にバックスラッシュを付ける(クォートする)
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php addcslashes 指定文字の前にバックスラッシュを付ける(クォートする)
addcslashes() 書式
string 文字列 = addcslashes('string $str', 'string $charlist');
string 文字列 = addcslashes('string $str', 'string $charlist');
説明 | パラメーター(引数)で指定した文字の前にバックスラッシュを付けた文字列を返します | |
---|---|---|
引数 | string $str | バックスラッシュを付ける(クォートする)文字列 |
string $charlist | バックスラッシュを付ける(クォートする)対象となる文字を羅列した文字列 | |
返り値 | string | バックスラッシュを付けた文字列を返す |
サンプル
1 2 3 4 5 | <?php echo addcslashes('(string)', '()'); ?> // 出力 \(string\) // ( と ) にバックスラッシュが付いて返ってきます。 |
データ型 引数 や 返り値 のデータ型の説明
引数 や 返り値 | 内容(引数 | 返り値) |
---|---|
string | 文字列型 を受け入れる。 | 文字列型 を返す。 |
int | 整数型 を受け入れる。 | 整数型 を返す。 |
float | 浮動小数点数型 を受け入れる。 | 浮動小数点数型 を返す。 |
bool | 論理型 を受け入れる。 | 論理型 を返す。 |
number | 整数型 または 浮動小数点数型 を受け入れる。 | 整数型 または 浮動小数点数型 を返す。 |
array | 配列型 を受け入れる。 | 配列型 を返す。 |
object | オブジェクト型 を受け入れる。 | オブジェクト型 を返す。 |
array|object | 配列型 または オブジェクト型 を受け入れる。 | 配列型 または オブジェクト型 を返す。 |
mixed | 複数の データ型 を受け入れる(パラメーター)、或いは、返す(返り値)ことが可能。全てのデータ型ではありません。例えば gettype()関数 は全ての型を受け入れますが、一方、str_replace()関数 は、文字列型 と 配列型 のみを受け入れます。また、reset()関数 や end()関数 は、返り値に 配列型 と 論理型(FALSE)を返します。 |
void | パラメータ一覧で void が使用されている場合、その関数がパラメータを受け付けないことを表します。 | 返り値の型が void である場合、返り値に意味がないことを表します。 |
callback | callback 疑似型がこのドキュメントで使われていたのは、PHP 5.4 で callable タイプヒントが導入される前のことでした。両者はまったく同じ意味です。 |
◆ addcslashes() 内容
指定対象の文字列にバックスラッシュを付ける(クォートする)
string $str に対して、string $charlist で羅列した文字列を対象に、string $str の各文字の前にバックスラッシュを付けた文字列を返します。バックスラッシュを付けることをクォートすると言います。バックスラッシュが付いてクォートされた文字は、エスケープされます。
例えば、string $str の文字列が abcde で、string $charlist の羅列文字列が ae だとすると、 \abcd\e となって返ってきます。
エスケープ
プログラム上意味のある文字を普通の文字として認識させる場合はエスケープすると言います。クォートしたりエンコードすることで、エスケープさせることが出来ます。
プログラム上意味のある文字を普通の文字として認識させる場合はエスケープすると言います。クォートしたりエンコードすることで、エスケープさせることが出来ます。
クォート
文字列を特定の記号で囲ったり、文字列の前に特定の記号を付け加えたりすることをクォートすると言います。クォートすることで、プログラム上意味のある文字を普通の文字として認識させたりします。これをエスケープさせるとも言います。
文字列を特定の記号で囲ったり、文字列の前に特定の記号を付け加えたりすることをクォートすると言います。クォートすることで、プログラム上意味のある文字を普通の文字として認識させたりします。これをエスケープさせるとも言います。
◆ addcslashes() パラメーター
値 | 内容 |
---|---|
必須 string $str | バックスラッシュを付ける(クォートする)文字列。 |
必須 string $charlist | バックスラッシュを付ける(クォートする)対象となる文字を羅列した文字列。a..z という形式で a ~ z (aからzすべて) の範囲指定が出来ます。範囲は逆順では指定できない。 string $charlist が \n, \r 等の文字を含んでいる場合、 C言語と同様の手法によりエスケープされます。 アスキーコードが32未満または126より大きい文字は、8進表現に変換されます。 |
◆ addcslashes() 返り値
string
バックスラッシュを付けた(クォートした)新たな文字列を返す。
◆ addcslashes() 変更履歴
PHPバージョン | 変更内容 |
---|---|
5.2.5 | エスケープシーケンス \v と \f が追加されました。 |
php addcslashes() サンプル
サンプル
1 2 3 | <?php echo addcslashes('(string)', '()'); ?> |
実行結果
\(string\)
サンプル
1 2 3 4 | <?php echo addcslashes('string[ ]', 'A..z '); //A..z は 大文字A~Z 小文字a~z の意 ?> |
実行結果
\s\t\r\i\n\g\[\ \]
タグ(=記事関連ワード)
タグ: addcslashes, PHP, 関数
日付
投稿日:2019年7月29日
最終更新日:
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