php is_resource 変数がリソース型かどうかチェックする
PHP4 PHP5 PHP7
php is_resource 変数がリソース型かどうかチェックする
is_resource() 書式
bool TRUE か FALSE = is_resource(mixed $var);
bool TRUE か FALSE = is_resource(mixed $var);
説明 | 変数のデータ型がリソース型かどうかチェックする | |
---|---|---|
引数 | mixed $var | データ型を調べる変数 |
返り値 | bool | 変数がリソース型の場合:TRUE、変数がリソース型ではない場合:FALSE |
サンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | <?php $resource = fopen("text.txt", "r"); echo is_resource($resource) ? "リソース型です。<br>\n" : "リソース型ではありません。<br>\n"; //リソース型です。 $resource = ''; echo is_resource($resource) ? "リソース型です。<br>\n" : "リソース型ではありません。<br>\n"; //リソース型ではありません。 ?> |
データ型 引数 や 返り値 のデータ型の説明
引数 や 返り値 | 内容(引数 | 返り値) |
---|---|
string | 文字列型 を受け入れる。 | 文字列型 を返す。 |
int | 整数型 を受け入れる。 | 整数型 を返す。 |
float | 浮動小数点数型 を受け入れる。 | 浮動小数点数型 を返す。 |
bool | 論理型 を受け入れる。 | 論理型 を返す。 |
number | 整数型 または 浮動小数点数型 を受け入れる。 | 整数型 または 浮動小数点数型 を返す。 |
array | 配列型 を受け入れる。 | 配列型 を返す。 |
object | オブジェクト型 を受け入れる。 | オブジェクト型 を返す。 |
array|object | 配列型 または オブジェクト型 を受け入れる。 | 配列型 または オブジェクト型 を返す。 |
mixed | 複数の データ型 を受け入れる(パラメーター)、或いは、返す(返り値)ことが可能。全てのデータ型ではありません。例えば gettype()関数 は全ての型を受け入れますが、一方、str_replace()関数 は、文字列型 と 配列型 のみを受け入れます。また、reset()関数 や end()関数 は、返り値に 配列型 と 論理型(FALSE)を返します。 |
void | パラメータ一覧で void が使用されている場合、その関数がパラメータを受け付けないことを表します。 | 返り値の型が void である場合、返り値に意味がないことを表します。 |
callback | callback 疑似型がこのドキュメントで使われていたのは、PHP 5.4 で callable タイプヒントが導入される前のことでした。両者はまったく同じ意味です。 |
◆ is_resource() 内容
リソース型のチェック
変数のデータ型がリソース型かどうかチェックします。データ型がリソース型であれば TRUE を返し、リソース型でなければ FALSE を返します。is_resource()関数 の返り値は、論理値の TRUE か FALSE で返ってくるので、if文などの条件式で利用し、処理を分岐する等などで活用できます。
チェックするリソース変数が既に破棄されていたり、閉じられている場合、is_resource は FALSE を返しますので、注意して下さい。
リソースはPHPと外部世界とのやり取りを行うための特別な変数です。例えばPHPからMySQLやSQLite、テキストファイルなどのデータベースへ接続したり、画像ファイルを開いたりする際、PHPではそれらを実行するための専用の関数が定義されています。そのような関数を実行して取得した接続情報を変数へ格納することが可能で、これらの変数は外部リソースを保持し、型はリソース型となります。
データ型の情報を取得する関数として gettype()関数 があります。この関数の返り値は string データ型情報 ですので、型の判定には使用しないでください。型チェックを行う場合、is_*系関数を使用しましょう。
データ型をチェックするis_*系関数
関数 | 内容 |
---|---|
is_string()関数 | 変数が 文字列型 string かどうか判定する |
is_int()関数 | 変数が 整数型 integer かどうか判定する |
is_array()関数 | 変数が 配列型 array かどうか判定する |
is_bool()関数 | 変数が 論理型 boolean かどうか判定する |
is_float()関数 | 変数が 浮動小数点型 float かどうか判定する |
is_null()関数 | 変数が ヌル型 NULL かどうか判定する |
is_numeric()関数 | 変数が 数字 または 数値形式 の 文字列型 かどうか判定する |
is_object()関数 | 変数が オブジェクト型 object かどうか判定する |
is_resource()関数 | 変数が リソース型 resource かどうか判定する |
is_scalar()関数 | 変数が スカラ型 かどうか判定する |
is_callable()関数 | 引数が、関数としてコール可能な構造であるかどうかを調べる |
◆ is_resource() パラメーター
値 | 内容 |
---|---|
必須 mixed $var | データ型をチェックする変数を指定します。 |
◆ is_resource() 返り値
bool
チェックした変数のデータ型がリソース型であれば TRUE を返し、リソース型でなければ FALSE を返します。
bool 論理値を返します。
◆ is_resource() 変更履歴
PHPバージョン | 変更内容 |
---|---|
– | – |
◆ phpのデータ型について
PHPのデータ型
型名 | 種類 | 説明 | |
---|---|---|---|
文字列型 | string | スカラー型 | 'Hello World!!' "我思う、ゆえに我あり" |
整数型 | integer | スカラー型 | 1 2011 -588 +98 8進数 16進数 |
不動小数点数型 | float(double) | スカラー型 | 1.4142 -0.18 |
浮動小数点型 | boolean | スカラー型 | TRUE FALSE true false (大文字・小文字を区別しない) |
配列型 | array | 複合型 | array(‘name’,’address’) |
オブジェクト型 | object | 複合型 | $oObj = new ClassName(); |
リソース型 | resource | 特殊型 | resource |
ヌル型 | null | 特殊型 | NULL null Null (大文字・小文字を区別しない) |
is_resource() サンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 | <?php $resource = fopen("text.txt", "r"); if(is_resource($resource)){ echo "リソース型です。<br>\n"; }else{ echo "リソース型ではありません。<br>\n"; } //リソース型です。 $resource = array(); if(is_resource($resource)){ echo "リソース型です。<br>\n"; }else{ echo "リソース型ではありません。<br>\n"; } //リソース型ではありません。 ?> |
実行結果
リソース型です。
リソース型ではありません。
リソース型ではありません。
タグ(=記事関連ワード)
日付
投稿日:2019年9月26日
最終更新日:2019年11月08日
最終更新日:2019年11月08日
このカテゴリの他のページ
この記事へのコメント
トラックバックurl
https://wepicks.net/phpfunction-var-isresource/trackback/