PHP の区切り文字「 ; (セミコロン)」の扱いについて

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区切り文字「 ; (セミコロン)」簡単まとめ

区切り文字「 ; (セミコロン)」について

パースエラー(parse error)

区切り文字「 ; (セミコロン)」の省略

サンプルコード

区切り文字「 ; (セミコロン)」簡単まとめ

1 Minute Note

PHP文の区切り文字は「 ; (セミコロン) 」
文は計算や文字の出力などの処理コードをセミコロンまで記述したコードの記述単位のこと
文の終わりには「 ; (セミコロン) 」を記述する
「 ; (セミコロン)」がないとパースエラー(parse error)が発生して画面が真っ白になる
「?>(終了タグ)」直前は「 ; (セミコロン)」が省略可能

PHPでは処理コードの区切りを「 ; (セミコロン)」で指定します。セミコロンが配置されたところまでが1つの記述単位となります。この単位を文（命令文）とも言います。

区切り文字「 ; (セミコロン)」について

POINT

文の終わりには「 ; (セミコロン)」を記述する
文は計算や文字の出力などの処理コードをセミコロンまで記述したコードの記述単位のこと
文の終わりには「 ; (セミコロン) 」を記述する

PHPで「文」を記述する際、文と文の 区切り文字 として「 ; (セミコロン)」を使用します。文とは計算や文字の出力などの処理コードをセミコロンまで記述したコードの記述単位のこと、つまり、セミコロンで区切られるまでのコードのことを指します。
コードを記述するときは、1つ1つの文をセミコロンで区切る必要があります。

<?php
文;
文;
文;
?>

<?php

文;

「 ; (セミコロン)」を記述することで、一つの文が終了したことを示します。
PHPでは改行が無視されるので、一行にまとめてスクリプトを書くこともできますが、見難くなるのでこのように記述する方はあまりいないでしょう。

<?php
文;文;文;文;文;
?>

<?php

文;文;文;文;文;

インデントや改行を挿入して文を見やすく記述しましょう。

<?php
文;
    文;
        文;
    文;
文;
?>

<?php

文;

パースエラー(parse error)

POINT

「 ; (セミコロン) 」がないとパースエラー(parse error)が発生して画面が真っ白になる

以下のように「 ; (セミコロン)」を配置しない場合はエラーが発生してしまいます。

<?php
//エラーが発生します。
文
文
?>

<?php

//エラーが発生します。

文

エラー内容

<!-- サンプルコード -->
PHP Parse error:  syntax error, ・・・

1 2	<!-- サンプルコード --> PHP Parse error: syntax error, ・・・

これはパースエラー(Parse error)といい、構文エラーのことです。パースエラーは「 ; (セミコロン)」が記述されていなかったり、「{ }(括弧)」が閉じられていなかったり、PHPの構文ルールに反した場合に発生します。

このエラーが発生するとPHPの実行が途中で停止してしまい、何も表示されなくなり画面が真っ白になります。

初心者の方は、コードを記述するのに集中していて、ついついセミコロンの打ち忘れによってエラーが発生してしまうことがあるので注意しましょう。

区切り文字「 ; (セミコロン)」の省略

POINT

「?>(終了タグ)」直前は「 ; (セミコロン)」が省略可能

phpの「?>(終了タグ)」の直前は「 ; (セミコロン)」を省略することが出来ます。

<?php
文;
文;
文;
文
?>

<?php

文;

文

これはPHPの終了タグにセミコロンが含まれていると解釈されるからです。

ですが、「 ; (セミコロン)」は省略せず必ず文の終わりに記述するよう習慣にしておきましょう！

サンプルコード

– サンプル Click Here ! –

<h3>複数行</h3>
<?php
echo "命令文1<br>\n";//区切り文字セミコロン「 ; 」
echo "命令文2<br>\n";//区切り文字セミコロン「 ; 」
echo "命令文3<br>\n";//区切り文字セミコロン「 ; 」
?>

<h3>一行</h3>
<?php
print 'Hello'; print 'World'; print '!!';
?>