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UPDATE:2019年06月24日

PHP で 日付 を計算する

PHP で 日付 を計算する | wepicks!
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日付を計算

日付の加算減算など、PHP で日付を 計算 するには、UNIXタイムスタンプの値を操作することで実装できます。タイムスタンプは strtotime()関数mktime()関数 で求められます。計算したタイムスタンプを date()関数 で出力すれば、必要な日付を取得できます。また、DateTime()クラス を利用することで、様々な日付の操作や表現が可能となります。
時間の差を求める場合はこちらをお読みください

タイムゾーンの指定
php.ini に記述する場合
date.timezone = Asia/Tokyo
スクリプトに記述する場合
<?php date_default_timezone_set ('Asia/Tokyo'); ?>
※日本時間に合わせます。タイムゾーンに誤りがあると日付系の関数やクラスでエラーが起こる場合があります。
使用する関数やクラス

書式 strtotime()
指定日時のUNIXタイムスタンプ = strtotime('英文形式 OR 日付/時刻 フォーマット文字列');
//返り値は数値(int)、失敗時は FALSE を返す
strtotime() が理解できる英文形式フォーマット文字列
strtotime() が理解できる日付/時刻のフォーマット文字列

書式 mktime()
指定日時のUNIXタイムスタンプ = mktime(時, 分, 秒, 月, 日, 年);
//返り値は数値(int)、失敗時は FALSE を返す

書式 date()
日時の文字列 = date('日付/時刻フォーマット文字列' [,UNIXタイムスタンプ]);
//[ ]省略可(タイムスタンプがない場合現在日時となる)
//返り値は文字列(string)
date() が理解できる日付/時刻フォーマット文字列

書式 DateTimeクラス
オブジェクト = new DateTime(['英文形式 OR 日付/時刻のフォーマット文字列']);
//[ ]は省略可能です。
DateTimeクラス が理解できる英文形式フォーマット文字列
DateTimeクラス が理解できる日付/時刻のフォーマット文字列
DateTime format()メソッド が理解できるフォーマット文字列

サンプル

※UNIXタイムスタンプは、1970年1月1日00時00分00秒UTC(協定世界時と一致する標準時)らの経過秒数です。例えば2019年5月15日1時34分25秒のUNIXタイムスタンプは 1557851665 となります。


2つの日付の日数差を計算(日数のみ)

strtotime() で日数差を計算

strtotime()関数を使用して2つの日付の差を計算します。日付をタイムスタンプに変換し、それらの差を 86400 で割ると日数が出力されます。

strtotime()関数 は、「英文形式で指定された日付や時刻のフォーマット文字列」、または、「日付/時刻のフォーマット文字列」を読み込み、結果をUNIXタイムスタンプの数値として返します。
UNIXタイムスタンプ = strtotime('英文形式の日付/時刻フォーマット文字列');
UNIXタイムスタンプ = strtotime('日付/時刻フォーマット文字列');
strtotime() に指定する最も一般的な日時の書式は 日付:strtotime('2019-01-02')、日時:strtotime('2019-01-02 03:04:05') というような書式です。その他にも様々なフォーマットがあります。興味のある方は以下のページを参照下さい。
strtotime() が理解できる英文形式フォーマット文字列
strtotime() が理解できる日付/時刻のフォーマット文字列

実行結果
49日

mktime() で日数差を計算

mktime()関数を使用して2つの日付の差を計算します。mktime()関数 は、指定した日時のUNIXタイムスタンプの数値を返します。時、分、秒、月、日、年 と日時の内容を指定します。書式は、mktime(時, 分, 秒, 月, 日, 年) となります。日付のみ指定する場合は、時/分/秒 を 0 にしておきます。

実行結果
49日

DateTimeクラス で日数差を計算

DateTimeクラスで2つの日時の差を計算します。DateTimeクラスのdiff()メソッドを利用すれば、2つの日付の差を簡単に出力できます「 日付差のオブジェクト = 日付1オブジェクト->diff(日付2オブジェクト); 」。「年、月、日、時、分、秒」に分けて日付の差を出力できます。

DateTimeクラスは様々な日付や時刻を表現できるクラスです。DateTimeクラスを呼び出しオブジェクト(インスタンス)を作成します「 オブジェクト = new DateTime(); 」。DateTimeクラスを呼び出す際に日付や時刻を指定することも出来ます。日付を指定する際、英文形式フォーマット文字列が利用できます。
オブジェクト = new DateTime('英文形式のフォーマット文字列'); 」。
日付や時刻の指定は日時の文字列でも指定可能です。例えば、DateTime('2019-01-02 03:04:05'); というような形です。
オブジェクト = new DateTime('ドは、指定した日付や時刻のフォーマット文日付/時刻のフォーマット文字列'); 」。
日時の指定を省略した場合は現在の日時になります。日時の指定には様々なフォーマットがありますので、興味のある方は以下のページを参照下さい。
DateTimeクラス が理解できる英文形式フォーマット文字列
DateTimeクラス が理解できる日付/時刻のフォーマット文字列

DateTimeクラスのformat()メソッドは、指定した日付や時刻のフォーマット文字列から日時の文字列を返します「 日時の文字列 = オブジェクト->format('日付/時刻のフォーマット文字列'); 」。成功すると日時の文字列を返し、失敗すると FALSE を返します。format()メソッドで指定する日時のフォーマット文字列はdate()関数で指定するフォーマットと同じです。
DateTime format()メソッド が理解できるフォーマット文字列

実行結果
+01年
+03月
+17日
+23時
+50分
+12秒

2つの日時の差を計算(時間含める)

日数、時間、分、秒 の差

2つの日付を時間も含めた日時でその差を求める場合は、少し複雑になります。strtotime()関数を使用して日時の差を日数、時間、分、秒で出力する関数を作成してみます。

実行結果
185日
11時間
5分
42秒

日付を加算する

現在から日付を加算する

日付を加算するには、タイムスタンプに必要な加算日数を加えて、加算後のタイプスタンプを date() で日付として出力します。タイムスタンプは strtotime() や mktime() で取得可能で、必要な日数を加算することも出来ます。

date() + strtotime() で現在から加算

strtotime("today +5 day +1 week +2 month +3 year")

今日から「+5日、+1週間(日数だと+7日間)、+2カ月、+3年」加算してみます。strtotime()関数 で今日から加算したタイムスタンプを取得し、date()関数 で日付の出力をします。
strtotime() で日付を加算する場合、英文形式「today +5 day +1 week +2 month +3 year」が利用できます。

実行日時:2019-01-01 00:00:00

※today は省略可能です。
結果は、

実行結果
2022/03/13

となります。

英文形式フォーマット文字列には様々なフォーマットがあります。興味のある方は以下のページを参照下さい。

  • 「now(今)」
  • 「today(本日)」
  • 「tommorw(明日)」
  • 「yesterday(昨日)」
  • 「+1 day(1日後 -符号もOK)」
  • 「+1 week(1週間後 -符号もOK)」
  • 「+1 month(1カ月後 -符号もOK)」
  • 「+1 year(1年後 -符号もOK)」
  • 「+1 seconds(1秒後 -符号もOK)」
  • 「+1 min(1分後 -符号もOK)」
  • 「+1 hours(1時間後 -符号もOK)」

さらに詳細を知りたい方
strtotime() が理解できる英文形式フォーマット文字列

date() + mktime() で現在から加算

mktime(0, 0, 0, date('m')+2, date('d')+12, date('Y')+3)

mktime()関数でもタイムスタンプを取得することが可能です。mktime() で今日から+5日、+1週間(日数だと+7日間)、+2カ月、+3年 加算してみます。

実行日時:2019-01-01 00:00:00

結果は、

実行結果
2022/03/13

となります。

DateTimeクラス で現在から加算

new DateTime("today +5 day +1 week +2 month +3 year")

DateTimeクラス は英文形式フォーマット文字列が理解できるので、加算する内容を英文形式で指定します。

実行日時:2019-01-01 00:00:00

※today は省略可能です。
結果は、

実行結果
2022/03/13

となります。

DateTimeクラスに指定する英文形式フォーマット文字列にも、様々なフォーマットがあります。興味のある方は以下のページを参照下さい。

  • 「now(今)」
  • 「today(本日)」
  • 「tommorw(明日)」
  • 「yesterday(昨日)」
  • 「+1 day(1日後 -符号もOK)」
  • 「+1 week(1週間後 -符号もOK)」
  • 「+1 month(1カ月後 -符号もOK)」
  • 「+1 year(1年後 -符号もOK)」
  • 「+1 seconds(1秒後 -符号もOK)」
  • 「+1 min(1分後 -符号もOK)」
  • 「+1 hours(1時間後 -符号もOK)」

さらに詳細を知りたい方
DateTimeクラス が理解できる英文形式フォーマット文字列

任意の日から日付を加算する

date() + strtotime() で任意の日付から加算

"2020-01-01 +5 day +1 week +2 month +3 year"

任意の日付から「+5日、+1週間(日数だと+7日間)、+2カ月、+3年」加算します。任意の日付を指定し、さらに、加算する内容を英文形式フォーマットで指定します。
UNIXタイムスタンプ = strtotime('日付/時刻フォーマット文字列 英文形式の日付/時刻フォーマット文字列');
の形式で指定します。

任意の日付:2020-01-01

結果は、

実行結果
2023/03/13

となります。

例では「2020-01-01」形式の日付フォーマットですが、strtotime()は以下のような日付フォーマットも扱えます。

  • 「02-01-2020(日-月-年)」
  • 「02.01.2020(日.月.年)」
  • 「01/02/20(月/日/年)」
  • 「20-01-02(年-月-日)」
  • 「01/02/2020(月/日/年)」
  • 「Jan. 02, 2020(3文字英語月. 日, 年)」
  • 「02 Jan 2020(日 3文字英語月 年)」

さらに詳細を知りたい方
strtotime() が理解できる日付/時刻のフォーマット文字列

date() + mktime() で任意の日付から加算

mktime(0, 0, 0, 1+2, 1+12, 2020+3)

mktime() で任意の日付から加算します。mktime(時, 分, 秒, 月, 日, 年) に任意の日付を指定し、加算する内容を記述します。
任意の日付:2020-01-01

結果は、

実行結果
2023/03/13

となります。

DateTimeクラス で任意の日付から加算

"2020-01-01 +5 day +1 week +2 month +3 year"

任意の日付から「+5日、+1週間(日数だと+7日間)、+2カ月、+3年」加算します。任意の日付を指定し、さらに、加算する内容を英文形式フォーマットで指定します。
オブジェクト = new DateTime('日付/時刻フォーマット文字列 英文形式の日付/時刻フォーマット文字列');

任意の日付:2020-01-01

結果は、

実行結果
2023/03/13

となります。

例では「2020-01-01」形式の日付フォーマットですが、DateTimeクラスは以下のような日付フォーマットも扱えます。

  • 「02-01-2020(日-月-年)」
  • 「02.01.2020(日.月.年)」
  • 「01/02/20(月/日/年)」
  • 「20-01-02(年-月-日)」
  • 「01/02/2020(月/日/年)」
  • 「Jan. 02, 2020(3文字英語月. 日, 年)」
  • 「02 Jan 2020(日 3文字英語月 年)」

さらに詳細を知りたい方
DateTimeクラス が理解できる日付/時刻のフォーマット文字列

日付を減算する

日付を減算するには、加算時の「+」符号を「-」符号に変更することで計算できます。

現在から日付を減算する

今日から -5日、-1週間、-2カ月、-3年 減算してみます。加算の場合は + の符号ですが、 – 符号にすれば減算できます。

date() + strtotime() で現在から減算

現在から -5日、-1週間、-2カ月、-3年 減算
実行日:2019-01-01

※today は省略可能です。
結果は、

実行結果
2016/03/20

となります。

date() + mktime() で現在から減算

現在から -5日、-1週間、-2カ月、-3年 減算
実行日:2019-01-01

結果は、

実行結果
2016/03/20

となります。

DateTimeクラス で現在から減算

現在から -5日、-1週間、-2カ月、-3年 減算
実行日:2019-01-01

※today は省略可能です。
結果は、

実行結果
2016/03/20

となります。

任意の日から日付を減算する

date() + strtotime() で任意の日付から減算

任意の日付 から -5日、-1週間、-2カ月、-3年 減算
任意の日付:2020-01-01

結果は、

実行結果
2016/10/20

となります。

date() + mktime() で任意の日付から減算

任意の日付 から -5日、-1週間、-2カ月、-3年 減算
任意の日付:2020-01-01

結果は、

実行結果
2016/10/20

となります。

DateTimeクラス で任意の日付から減算

任意の日付 から -5日、-1週間、-2カ月、-3年 減算
任意の日付:2020-01-01

結果は、

実行結果
2016/10/20

となります。


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日付

投稿日:2017年12月1日
最終更新日:2019年06月24日

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