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Last Update:2018/08/06

レンタルサーバーのバックアップについて

レンタルサーバーのバックアップについて | wepicks!

バックアップ体制

データバックアップの重要性は、今更説明するまでもないほど大切なものです。自身のパソコンのトラブルでデータが消失してしまい、データバックアップの重要性を痛感された方も多いでしょう。レンタルサーバー(共用サーバー)内のデータも非常に重要です。バックアップがないデータは復旧することが不可能です。

顧客の大切なデータを預かるホスティング業者でもサーバー内に保管されているデータをバックアップしています。ホスティング業者ではデータ保管体制を公開していますので、サーバー内のデータがどのようにバックアップされているのか確認してみましょう。

なぜバックアップが必要なのか

どんなに堅牢なシステムであっても障害を100%防ぐことは出来ませんデータの消失は非常にごく稀にですが発生します。このような障害が発生した場合にバックアップデータが活躍することになります。バックアップデータがなければデータは二度と戻ることはありません。考えるだけでも怖いことですね。

バックアップの種類

通常 レンタルサーバー(共用サーバ)ーのバックアップは、RAID(レイド)システムバックアップサーバーによって行われます。

RAID(レイド)システム

RAIDシステム複数のハードディスクを組み纏めることで1台の装置として運用する技術のことです。バックアップで使用される運用方法は、RAID1(レイドワン)と呼ばれる組み合わせで、2台のハードディスクにリアルタイムで同じデータを書き込む方式です。ミラーリング(mirroring)とも言われます。この場合、一方のディスクが故障したとしてもデータは保全され問題なく利用を継続することが出来ます。

バックアップサーバー

RAID(レイド)システムでは、ハードディスクの増設と運用によるバックアップシステムですが、コンピューターを丸ごと1台使用していバックアップシステムを構築してバックアップ体制を運用するホスティング業者もあります。このようなコンピューターをバックアップサーバーと言います。

バックアップサーバーでは、バックアップ専用のサーバーマシンへ本番稼動サーバーマシンの全データを定期的にコピーするバックアップを行います。本番サーバーに障害や故障が発生したとしてもバックアップサーバーによってデータが守られます。

また、ホスティング業者によっては、必要に応じてバックアップサーバーのバックアップデータを提供してくれます。

バックアップデータがない場合

ホスティング業者の中にはバックアップを行っていない業者も存在します。ホスティング業者は自社サイトでバックアップ体制に関して説明していますので、バックアップの有無を必ずチェックしましょう

ホスティング業者がバックアップを行っていない場合、自分でバックアップを行う必要があります。定期的にサーバー内のデータを自分のパソコンにバックアップしましょう。バックアップするデータは、Webサイトの各種ファイルデータ、メールデータ、データベースデータなどが主なバックアップデータになると思いますが、各自の運用によってバックアップデータも異なるので、それぞれに合った形でバックアップ作業を行いましょう。

自身でバックアップ作業を行う

注意しなければならないのは、バックアップ体制が充実しているからといって100%安全であるとは限りません。過去に有名ホスティング業者のサーバー内データがバックアップも含めて完全に消失してしまい、復旧できなかった事故もありました。世にファーストサーバーショックと言います。このような予期できない事故や障害が発生することは十分にありえます。しかしながら、このようなケースは非常に稀で、通常はバックアップデータによる復旧は成功します。

業者のバックアップ体制の内容や有無を問わず、自分でバックアップを行うことはとても大切なことなので、可能であれば定期的に行うようにしましょう。


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日付

投稿日:2015年7月1日
最終更新日:2018年08月06日

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