php is_float 変数が浮動小数点型かどうかチェックする
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php is_float 変数が浮動小数点型かどうかチェックする
php is_float() 書式
bool TRUE か FALSE = is_float(mixed $var);
bool TRUE か FALSE = is_float(mixed $var);
説明 | 変数のデータ型が浮動小数点型かどうかチェックする | |
---|---|---|
引数 | mixed $var | データ型を調べる変数 |
返り値 | bool | 変数が浮動小数点型の場合:TRUE、変数が浮動小数点型ではない場合:FALSE |
サンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 | <?php $isFloat = 3.14; echo is_float($isFloat) ? "浮動小数点型です。<br>\n" : "浮動小数点型ではありません。<br>\n"; //浮動小数点型です。 $notFloat = 'abc'; echo is_float($notFloat) ? "浮動小数点型です。<br>\n" : "浮動小数点型ではありません。<br>\n"; //浮動小数点型ではありません。 ?> |
データ型 引数 や 返り値 のデータ型の説明
引数 や 返り値 | 内容(引数 | 返り値) |
---|---|
string | 文字列型 を受け入れる。 | 文字列型 を返す。 |
int | 整数型 を受け入れる。 | 整数型 を返す。 |
float | 浮動小数点数型 を受け入れる。 | 浮動小数点数型 を返す。 |
bool | 論理型 を受け入れる。 | 論理型 を返す。 |
number | 整数型 または 浮動小数点数型 を受け入れる。 | 整数型 または 浮動小数点数型 を返す。 |
array | 配列型 を受け入れる。 | 配列型 を返す。 |
object | オブジェクト型 を受け入れる。 | オブジェクト型 を返す。 |
array|object | 配列型 または オブジェクト型 を受け入れる。 | 配列型 または オブジェクト型 を返す。 |
mixed | 複数の データ型 を受け入れる(パラメーター)、或いは、返す(返り値)ことが可能。全てのデータ型ではありません。例えば gettype()関数 は全ての型を受け入れますが、一方、str_replace()関数 は、文字列型 と 配列型 のみを受け入れます。また、reset()関数 や end()関数 は、返り値に 配列型 と 論理型(FALSE)を返します。 |
void | パラメータ一覧で void が使用されている場合、その関数がパラメータを受け付けないことを表します。 | 返り値の型が void である場合、返り値に意味がないことを表します。 |
callback | callback 疑似型がこのドキュメントで使われていたのは、PHP 5.4 で callable タイプヒントが導入される前のことでした。両者はまったく同じ意味です。 |
◆ is_float() 内容
浮動小数点型のチェック
変数のデータ型が浮動小数点型かどうかチェックします。データ型が浮動小数点型であれば TRUE を返し、浮動小数点型でなければ FALSE を返します。is_float()関数 の返り値は、論理値の TRUE か FALSE で返ってくるので、if文などの条件式で利用し、処理を分岐する等などで活用できます。
変数のデータが整数値や数値形式の文字列の場合、is_numeric()関数 でチェックする必要があります。HTMLフォームの入力データが渡される送信データは常に文字列扱いとなります。
データ型の情報を取得する関数として gettype()関数 があります。この関数の返り値は string データ型情報 ですので、型の判定には使用しないでください。型チェックを行う場合、is_*系関数を使用しましょう。
データ型をチェックするis_*系関数
関数 | 内容 |
---|---|
is_string()関数 | 変数が 文字列型 string かどうか判定する |
is_int()関数 | 変数が 整数型 integer かどうか判定する |
is_array()関数 | 変数が 配列型 array かどうか判定する |
is_bool()関数 | 変数が 論理型 boolean かどうか判定する |
is_float()関数 | 変数が 浮動小数点型 float かどうか判定する |
is_null()関数 | 変数が ヌル型 NULL かどうか判定する |
is_numeric()関数 | 変数が 数字 または 数値形式 の 文字列型 かどうか判定する |
is_object()関数 | 変数が オブジェクト型 object かどうか判定する |
is_resource()関数 | 変数が リソース型 resource かどうか判定する |
is_scalar()関数 | 変数が スカラ型 かどうか判定する |
is_callable()関数 | 引数が、関数としてコール可能な構造であるかどうかを調べる |
◆ is_float() パラメーター
値 | 内容 |
---|---|
必須 mixed $var | データ型をチェックする変数を指定します。 |
◆ is_float() 返り値
bool
チェックした変数のデータ型が浮動小数点型であれば TRUE を返し、浮動小数点型でなければ FALSE を返します。
bool 浮動小数点型を返します。
◆ is_float() 変更履歴
PHPバージョン | 変更内容 |
---|---|
– | – |
◆ phpのデータ型について
PHPのデータ型
型名 | 種類 | 説明 | |
---|---|---|---|
文字列型 | string | スカラー型 | 'Hello World!!' "我思う、ゆえに我あり" |
整数型 | integer | スカラー型 | 1 2011 -588 +98 8進数 16進数 |
不動小数点数型 | float(double) | スカラー型 | 1.4142 -0.18 |
浮動小数点型 | boolean | スカラー型 | TRUE FALSE true false (大文字・小文字を区別しない) |
配列型 | array | 複合型 | array(‘name’,’address’) |
オブジェクト型 | object | 複合型 | $oObj = new ClassName(); |
リソース型 | resource | 特殊型 | resource |
ヌル型 | null | 特殊型 | NULL null Null (大文字・小文字を区別しない) |
is_float() サンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 | <?php $isFloat = 0.0; if(is_float($isFloat)){ echo "浮動小数点型です。<br>\n"; }else{ echo "浮動小数点型ではありません。<br>\n"; } //浮動小数点型です。 $notFloat = 'abc'; if(is_float($notFloat)){ echo "浮動小数点型です。<br>\n"; }else{ echo "浮動小数点型ではありません。<br>\n"; } //浮動小数点型ではありません。 ?> |
実行結果
浮動小数点型です。
浮動小数点型ではありません。
浮動小数点型ではありません。
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日付
投稿日:2019年7月26日
最終更新日:2023年06月01日
最終更新日:2023年06月01日
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