php prev 配列の内部ポインタを前へ戻して要素の値を取得
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php prev 配列の内部ポインタを前へ戻して要素の値を取得
prev() 書式
mixed 配列要素の値 = prev(array $array);
次の配列要素が無い場合 FALSE を返す
mixed 配列要素の値 = prev(array $array);
次の配列要素が無い場合 FALSE を返す
説明 | 配列の内部ポインタを現在から前へ戻し、要素の値を取得します。 ※配列には各要素に対する現在の位置を指し示す内部ポインタがあります。 | |
---|---|---|
引数 | array 必須 $array | 関数に入力する配列です。 |
返り値 | mixed | 成功すると配列要素の値を返し、前の配列要素が無い場合、FALSE を返す。 |
サンプル
1 2 3 4 5 6 7 | <?php $array = array('Hokkaido','Tohoku','Kanto','Chubu','Kinki','Kansai','Chugoku','Shikoku','Kyushu','Okinawa'); echo end($array)."<br>\n"; //Okinawa echo prev($array)."<br>\n"; //Kyushu echo current($array)."<br>\n"; //Kyushu echo prev($array)."<br>\n"; //Shikoku ?> |
引数 や 返り値 のデータ型の説明
データ型 引数 や 返り値 のデータ型の説明引数 や 返り値 | 内容(引数 | 返り値) |
---|---|
string | 文字列型 を受け入れる。 | 文字列型 を返す。 |
int | 整数型 を受け入れる。 | 整数型 を返す。 |
float | 浮動小数点数型 を受け入れる。 | 浮動小数点数型 を返す。 |
bool | 論理型 を受け入れる。 | 論理型 を返す。 |
number | 整数型 または 浮動小数点数型 を受け入れる。 | 整数型 または 浮動小数点数型 を返す。 |
array | 配列型 を受け入れる。 | 配列型 を返す。 |
object | オブジェクト型 を受け入れる。 | オブジェクト型 を返す。 |
array|object | 配列型 または オブジェクト型 を受け入れる。 | 配列型 または オブジェクト型 を返す。 |
mixed | 複数の データ型 を受け入れる(パラメーター)、或いは、返す(返り値)ことが可能。全てのデータ型ではありません。例えば gettype()関数 は全ての型を受け入れますが、一方、str_replace()関数 は、文字列型 と 配列型 のみを受け入れます。また、reset()関数 や end()関数 は、返り値に 配列型 と 論理型(FALSE)を返します。 |
void | パラメータ一覧で void が使用されている場合、その関数がパラメータを受け付けないことを表します。 | 返り値の型が void である場合、返り値に意味がないことを表します。 |
callback | callback 疑似型がこのドキュメントで使われていたのは、PHP 5.4 で callable タイプヒントが導入される前のことでした。両者はまったく同じ意味です。 |
◆ prev() 内容
配列の内部ポインタを進める
配列には各要素に対する現在の位置を指し示す内部ポインタがあります。prev()関数 は、内部ポインタを現在から前へ戻し、要素の値を取得します。
現在、内部ポインタが示している要素をカレント(カレント要素)と言います。配列の要素にはキーと値がセットで格納されており、prev()関数 は 要素の値を取得します。prev()関数 で配列の内部ポインタを前の要素へ戻して、要素が無い場合、FALSE を返します。内部ポインタは配列作成時に初期化されており、最初の要素を示します。reset()関数 で配列の内部ポインタを先頭の要素にセットすることが出来ます。
配列には、現在配列内のどの要素を指しているかを示す内部ポインタがある
- current() 現在の内部ポインタが示す配列の要素の値を取得する
- key() 現在の内部ポインタが示す配列の要素のキーを取得する
- reset() 配列の内部ポインタを現在から次の要素にセットして要素の値を取得
- prev() 配列の内部ポインタを現在から前の要素にセットして要素の値を取得
- end() 配列の内部ポインタを最後の要素にセットして要素の値を取得
- reset() 配列の内部ポインタを初期化して最初の要素にセットして要素の値を取得
◆ prev() パラメーター
値 | 内容 |
---|---|
必須 array $array | 関数に入力する配列です。 |
◆ prev() 返り値
mixed
配列の内部ポインタを前へ戻して配列要素の値を返す。次の配列要素が無い場合、prev()関数 は FALSE を返す。
mixed 複数の データ型 を受け入れる(パラメーター)、或いは、返す(返り値)ことが可能。全てのデータ型ではありません。例えば gettype()関数 は全ての型を受け入れますが、一方、str_replace()関数 は、文字列型 と 配列型 のみを受け入れます。また、reset()関数 や end()関数 は、返り値に 配列型 と 論理型(FALSE)を返します。
◆ prev() 変更履歴
PHPバージョン | 変更内容 |
---|---|
– | – |
php prev() サンプル
1 2 3 4 5 6 7 8 | <?php $array = array('Hokkaido','Tohoku','Kanto','Chubu','Kinki','Kansai','Chugoku','Shikoku','Kyushu','Okinawa'); echo gettype(prev($array))."<br>\n"; //false echo end($array)."<br>\n"; //Okinawa echo prev($array)."<br>\n"; //Kyushu echo current($array)."<br>\n"; //Kyushu echo prev($array)."<br>\n"; //Shikoku ?> |
実行結果
boolean
Okinawa
Kyushu
Kyushu
Shikoku
Okinawa
Kyushu
Kyushu
Shikoku
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日付
投稿日:2019年7月11日
最終更新日:2019年12月12日
最終更新日:2019年12月12日
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