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UPDATE:2017年12月10日

IMAP(アイマップ) | IT用語

IMAP(アイマップ)とは? 意味・説明 (IT辞典) | wepicks!
IT用語辞典

  • IMAPはネット上のメールサーバーでメールを保存・操作・管理し、メールを保存したままパソコンなどの端末で受信することが出来るプロトコル(通信規約・通信手順)

IMAP(アイマップ)とは【Internet Message Access Protocol:インターネット・メッセージ・アクセス・プロトコル】の略称で、メール受信用のプロトコル(通信規約・通信手順)です。インターネットイントラネット上でメールを保存しているサーバーから、保存状態をそのままにメール内容をパソコンや携帯などの端末で受信することが出来、またサーバー上でメールを検索・操作・管理する事が出来るプロトコルです。IMAPと同じく、メールを受信する際に使うプロトコルにはPOP(ポップ)もあり、それぞれ異なる特徴を持っています。

IMAPの特徴は、サーバー上でメールの保存・検索・操作・管理が可能です。この特徴により、複数のコンピュータや携帯などの端末から、同じアカウントのメール管理がシンプルかつ便利になります。ですが、メールサーバーはオリジナルのメールデータを管理する必要があり、大量のメールの保存を継続した場合、サーバーに大きな負担が掛かってしまいます。その為、定期的に不要なメールを削除するなどの管理が必要になります。また、IMAPはクライアント(メーラー Outlookなど)側による操作より、サーバー側による操作に比重があるので、サーバーの処理能力もPOPより要求されます。

POP(ポップ)の場合はメールサーバーからメールをダウンロードするプロトコルです。ですが、このプロトコルでもメールをサーバーに残すことが出来ます。

POPでは、基本的にユーザーの意思に関係なく、クライアントが全てのメールを受信してしまうという特徴があります。すべてのメールはクライアントへ転送され、その後の処理はクライアントに委ねられます。これに対して、IMAPでは、メールをサーバーに置いたまま、メールリストの取得、メール内容の検索、メールボックスの管理などが行えます。POP3はクライアント側主導に対してIMAPはサーバー側主導になります。


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日付

投稿日:2015年7月1日
最終更新日:2017年12月10日

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