menu
ホーム > IT用語集 > sTLD(スポンサード・トップ・レベル・ドメイン) | IT用語
UPDATE:2017年08月13日

sTLD(スポンサード・トップ・レベル・ドメイン) | IT用語

sTLD(スポンサード・トップ・レベル・ドメイン)とは? 意味・説明 (IT辞典) | wepicks!
IT用語辞典

  • sTLDはトップレベルドメインの一種で特定の業界や事業に限定して発行されるドメイン

sTLDとは、【スポンサード・トップ・レベル・ドメイン:sponsored Top Level Domain】の略称で、gTLDの内、特定の業界や事業に限定して発行されるトップレベルドメインです。トップレベルドメインとは、ドメイン名の一番右に位置する「.jp」や「.com」のことです。sTLDでは特定の業界ごとにスポンサーとなる組織が設立されており、その組織がドメインの発行や取得認可のポリシーを決定し、また、その指針の管理や運営も行っています。sTLDを取得するにはこの組織の認可が必要です。

従来、.museum(博物館、美術館等用)、.aero(航空業界用)、.coop(協同組合用)の3種類のトップレベルドメインが発行されていましたが、 ICANNでは、sTLDとして新たなドメイン導入を進めました。現在は、以下の団体から各種ドメインの応募を受け付けています。

.aero(エアロ):航空業界用
.coop(コープ):協同組合用
.museum(ミュージアム):博物館、美術館等用
.jobs(ジョブズ):米国の人事管理業界用
.travel(トラベル):旅行関連業用
.mail(メール):Eメール対策用
.cat(キャット):カタルーニャ言語圏用
.post(ポスト):郵便事業者用
.asia(アジア):APEC地域企業用
.mobi(モビ):モバイル関係用
.tel(テル):IP電話番号用
.xxx(エックス・エックス・エックス):アダルトサイト用

ドメイン名は、インターネット上で、コンピューターやネットワークの所在地を示すもので、決められたルールに基づいて記述されている文字列です。ドメイン名は「.(ドット)」で切り分けられた階層構造になっており、「.(ドット)」で切り分けられた右側がより大きな枠組みである大分類になり、左側がより小さい枠組みである小分類となります。一番右側がトップレベルドメインになります。

sTLDは、アメリカにあるICANN(アイキャン)【The Internet Corporation for Assibned Names and Numbers】の下部組織である、IANA(アイアナ)【Interner Assigned Numbers Authority】によって管理されています。

IANAによるトップレベルドメインの区分けは、.arpa(インフラ用・トップレベル・ドメイン)、ccTLD(国別コード・トップレベル・ドメイン)、sTLD(スポンサード・トップレベル・ドメイン)、gTLD(ジェネリック・トップレベル・ドメイン)があります。
gTLDの中には、generic-restricted Top-Level Domain(制限付きジェネリック・トップレベル・ドメイン)と呼ばれるものもあります。


タグ(=記事関連ワード)

日付

投稿日:2017年8月11日
最終更新日:2017年08月13日

このカテゴリの他のページ

menu-page

この記事へのコメント

トラックバックurl

https://wepicks.net/itglossary-stld/trackback/

page top