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キャッシュ(cache) | IT用語
IT用語辞典
- 高速な処理を実現するために、より高速な記憶装置にデータを保存して処理を行う仕組み、記憶装置、複製データのことをキャッシュという
キャッシュ(cache)とは、使用頻度の高いデータを素早く呼び出すために、より高速な記憶装置にデータを一時的に保存しておく仕組みのことです。または、そのときに使用する記憶装置やデータの複製のことを指す場合もあります。
Webサイトを訪問したときに閲覧するテキスト、画像、動画などのデータは、インターネット回線を通してWebサーバーにアクセスより、自分のコンピューターの記憶装置に保存しておいてアクセスした方がより高速に閲覧できます。ですので、頻繁に閲覧するWebサイトのデータなどは、キャッシュデータとしてパソコンのハードディスク内に保存されます。これをインターネット一時ファイルとも言います。1度目より2度目以降の表示速度が早い場合はこのためです。
パソコンでアプリケーションを動作させる場合にもこの仕組みが活躍します。メモリーはハードディスクに比べてデータの読み書きを何十倍、何百倍も高速に行えます。使用頻度の高いデータはハードディクスからメモリーに保存・複製しておき、そこで処理を行うことでより高速に処理が行えます。この場合、メモリーやメモリー内に保存されたデータをキャッシュと言います。
このようにより高速な処理を実現するために、より高速な記憶装置にデータを保存して処理を行う仕組み、記憶装置、複製データのことをキャッシュと言います。
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日付
投稿日:2017年11月29日
最終更新日:
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