UPDATE:2017年12月08日
httpd(エイチティーティーピーディー) | IT用語
IT用語辞典
- httpdはUNIXシステムにおいて常駐するWebサーバープログラムの総称
httpd(エイチティーティーピーディー)とは【Hyper Text Transfer Protocol Daemon:ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル・デーモン】の略称で、UNIXシステムにおいて常駐するWebサーバーのプログラムの総称です。httpdは、クライアント(Webブラウザなど)からの要求に応じて、Webサーバー内コンテンツの送信やCGIスクリプトを起動するなどの役割を担っています。
httpd の d とは、HTTPを処理するバックグラウンドのソフトウェア、DAEMON(デーモン)の事です。
httpdの代表的なものとしては、オープンソースのフリーソフトウェアであるApache(アパッチ)を始めとし、CERN(セルン) httpd、NCSA httpdなどがあります。現在最も普及しているhttpdはApacheです。
Apacheは、オープンソースのフリーソフトウェアで、商用のWebサーバでも無料にて利用できます。また、とても高性能であり、SSL対応機能やプロキシー機能などをモジュール(ハードウェアやソフトウェアを作っている部品)として追加可能でカスタマイズ性にも優れています。このような理由で、Apacheは非常に人気があり世界で最も広く利用されています。
CERN httpdを開発したCERN(欧州原子核研究機構)は、WWW(World Wide Web、ワールド・ワイド・ウェブ)という、インターネット上で提供されている、「ハイパーテキストシステム」も開発しています。
NCSA httpdはNCSA(米国立スーパーコンピュータ応用研究所)によって開発されたhttpdです。
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日付
投稿日:2015年2月11日
最終更新日:2017年12月08日
最終更新日:2017年12月08日
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