UPDATE:2017年12月10日
HTTPリダイレクト(HTTP redirect、エイチティーティーピー・リダイレクト) | IT用語
IT用語辞典
- HTTPリダイレクトは指定したページから違うURLのページへ自動転送(リダイレクト)されること
HTTPリダイレクト(HTTP redirect、エイチティーティーピー・リダイレクト)とは、HTTPにおいてWebサーバーからクライアントへ送信する応答の一つであり、指定したページから違うURLのページへ自動転送(リダイレクト)されることです。URLリダイレクト(URL redirection)とも言われます。
例えばHTTPリダイレクトを利用することで、WebページのURLが変わった際などに、変更前のURLにアクセスしたユーザーに対して新しいURLへ誘導することが出来ます。
HTTPリダイレクトはHTTPヘッダー(WebブラウザからWebサーバーへ送信するHTTPリクエストに含まれる2行目以降の情報)にあるHTTPステータスコードでリダイレクトの内容を指示し、Locationヘッダーで移動先を記述します。これは、Webサーバーの設定ファイルやCGI等で指定できます。Apacheの場合であれあば、httpd.confファイルや.htaccessファイルに指示内容を記述します。
HTTPリダイレクト用のHTTPステータスコードには、301 と 302 があり、それぞれ異なる意味を持っています。
- ページが完全に移動した場合には、[301 Moved Permanently]
- 一時的に移動している場合には、[302 Moved Temporarily]を用います。
- ちなみにHTTP1.1では、[302 Moved Temporarily]が[307]に変更されています。
現在のWebサーバは、ほとんどの場合で自動的にこのステータスコードを認識する事が出来る為、勝手にリダイレクト先のURLへのアクセスを開始します。
HTTPリダイレクトの他に、HTMLファイル内にリフレッシュ命令を組み込む方法があります。
HTMLのMETAタグによるリダイレクトのコードの例です。
1 | <META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="3; URL=http://www.example.com/"> |
「3秒後にhttp://www.example.com/へジャンプする」を意味しています。
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タグ: HTTPリダイレクト, IT用語集
日付
投稿日:2015年2月16日
最終更新日:2017年12月10日
最終更新日:2017年12月10日
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