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IPv6(アイピーブイシックス) | IT用語
IT用語辞典
- IPv6はIPの一種であり、インターネット上のコンピューター間でデータのやり取りを行う際に使用するプロトコル(通信規約・通信手順)
IPv6(アイピーブイシックス)とは【Internet Protocol Version6:インターネット・プロトコル・バージョン6】の略称で、現在使われているIP(インターネット・プロトコル)の一種で、インターネット上のコンピューター間でデータのやり取りを行う際に使用するプロトコル(通信規約・通信手順)です。IPとは、インターネット上のコンピューター間でデータのやり取りを行う際に使用するプロトコル(通信規約・通信手順)です。
V6とは、Version6(バージョン6)を意味しており、現在メインで使われているIPv4で発生しているアドレス資源の枯渇問題を解消するためにIPv6が開発されました。IPv6ではアドレス資源を128ビットで管理するため、対応出来るアドレス総数が京を超えます(340兆の1兆倍の1兆倍=340澗個)。IPv4ではアドレスの総数が約43億個です。
日本国内においては、一部のISP(インターネット・サービス・プロバイダー)で商用や実験サービスが行われています。しかし、IPv4とIPv6の間に互換性が無い為、IPv6のネットワークにIPv4のインターネット網からのアクセスが行えない等の問題も発生しています。IPv6に対応していないソフトウェアやネットワーク機器は、新たにIPv6に対応したソフトをインストールする必要があります。そのため、IPv6の普及がなかなか進んでいないというのが現状です。
しかしながら、2012年6月6日には「World IPv6 Launch」として、主なインターネットサービスを一斉にIPv6に完全移行させるイベントが実行されました。今後もIPv6い対応したインターネットサービスが拡大してゆくでしょう。2017年現在、Cisco 6labによると、IPv6対応率は日本は44.4%となっています。
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日付
投稿日:2015年7月1日
最終更新日:2017年12月20日
最終更新日:2017年12月20日
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