DBMS(データベース管理システム) | IT用語
- DBMSとはコンピューターにデータベースを構築し、効率的に管理・運用するために特化したシステムやソフトウェアのこと
DBMSとは【Database Management System:データベース管理システム】の略称で、コンピューターにデータベースを構築し、効率的に管理・運用するために特化したシステムやソフトウェアのことです。データベースマネジメントシステムとも言います。
データベースとは、類似性の高いデータを複数ユーザーで整理・統合し、検索や抽出を行うデータの集合のことです。このデータベースを構築・管理・運用するために開発されたのがDBMS(データベース管理システム)です。DBMSを利用することで、ユーザーは効率的に情報を集中管理することが出来るようになります。
DBMSには幾つか代表的な種類があり、階層型、ネットワーク型、リレーショナル型(RDBMS)が良く知られています。その中でもリレーショナル型が最も良く利用されています。RDBMS(Relational Database Management System:関係データベース管理システム)は、関係モデルに基づいて設計された関係データベース(Relational Database:リレーションデータベース)を管理するシステムです。これまで、RDBMSが主流として使用されてきましたが、近年では、次世代の管理システムとしてORDBMS(Object Relational Database Management System:オブジェクト関係データベース管理システム)が採用され始めてきています。ORDBMSは、RDBMSの一種で、関係データベースを基本にした、データ型やメソッドを定義するなどオブジェクト指向に基づいた手法で開発されたオブジェクト関係データベースを管理する管理システムです。
DBMSには商用とオープンソースとあり、商用ではOracle社のOracleや、Microsoft社のAccessが有名です。オープンソースでは、MySQL、PostgreSQLが良く知られています。
DBMSは同一パソコン内で操作だけでなくネットワーク経由でも利用が可能です。
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日付
最終更新日:2017年12月05日