UPDATE:2017年12月20日
ISP(インターネット・サービス・プロバイダー) | IT用語
IT用語辞典
- ISPはインターネットへの接続サービスを提供する事業者
ISPとは【Internet Service Provider:インターネット・サービス・プロバイダー】の略称で、インターネットへの接続サービスを提供する事業者のことです。プロバイダーの呼称で親しまれており、インターネット接続事業者などとも呼ばれます。
ISPは、電話回線、ISDN回線、ADSL回線、光回線、データ通信回線など有線・無線の通信網を利用し、企業や一般家庭などあらゆるユーザーのコンピューターにインターネットへの接続サービスを提供しています。
ISPは、そこに所属するコンピューターで一つの大規模なネットワークを構成していますが、他のISPなど、様々なネットワークに属しているコンピューター同士が通信するために、ISP同士の接続拠点となる、IX(インターネット・エクスチェンジ)に接続しています。このため、ISPのネットワークが相互に通信可能となり、ISPに属するユーザーは世界中のインターネットユーザーとの通信が可能になります。
ISPの中には、自社で大規模回線網(バックボーン)を運用し、IDC(インターネット・データ・センター)やIX(インターネット・エクスチェンジ)を運営する大手事業者もあります。逆に、大手ISPの設備を利用し、独自にブランディングして接続サービスを再販している事業者もあります。
ISPは、インターネット接続サービスを基本サービスとして、所属するユーザーに一定料金を課金して提供しています。接続サービス以外にも、メールアドレスやWebサイト開設用のサーバースペースの提供、オンラインショッピングでのクレジットサービス、オリジナルコンテンツサービスなど、様々な付加価値サービスを提供し、他の事業者との間で差別化を図ることで顧客獲得を目指しています。また、ISPの中にはレンタルサーバーなどホスティングサービスを提供する事業者も多くあります。
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日付
投稿日:2015年7月1日
最終更新日:2017年12月20日
最終更新日:2017年12月20日
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