Joomla!(ジュームラ) | IT用語
- Joomla!はWebサイトを構築・管理するためのオープンソースのCMSであるフリーソフトウェア
Joomla!はインストールの容易さやシンプルな管理画面が特徴で、一般の人でも使い易いように設計されています。海外では高い評価を受けており、WordPressと並んで非常に人気があります。これまで、3000万以上のダウンロード数がカウントされ、160万サイト以上で導入されています(2013年11月現在)。2011年のオープンソースアワード(「Open Source Awards)CMS部門で1位に選出されるなど、数々の受賞履歴があります。2017年現在、「w3techs.com」の「Market share trends for content management systems for websites」によると、Joomla のシェアは全体の6.6%で2位です。1位はWordpressで59.9% のシェアです。
Joomla!の最新バージョンは、3.8.3 です。(2017年12月現在)
パソコンに詳しくない人でも操作できるように配慮されたソフトウェアで、シンプルな分かりやすい管理画面で操作性に優れています。標準搭載機能に加えて、モジュールやプラグイン機能を提供する「Joomla! Extentions」によって高い拡張性と柔軟性を提供します。ヘッダー、フッター、サイドバー、などエリア毎に管理するブロックレイアウトを採用し、ブロックの表示・非表示・移動などが簡単に実行できます。多言語対応でマルチプラットフォームをサポートしており、Windows OS や Unix OS、FreeBSDなどで動作可能です。
Joomla!の主な機能として、ブログ、投票システム、コンタクトフォーム、掲示板、イベントカレンダー、RSS配信、サイト内検索、ファイルのアップロードや共有など様々な機能が提供されています。さらに、「Joomla! Extentions」によって機能拡張が可能です。
CMS(シーエムエス)とは、【Content Management System:コンテンツ・マネジメント・システム】の略称で、Webコンテンツを管理する仕組みやソフトウェアのことです。CMSでは、文書や画像などのWebコンテンツやレイアウトなどのデザイン要素を一元的に管理し、Webブラウザを介して、CMS管理画面からコンテンツの掲載、更新、削除やデザインの変更などを行うことが出来ます。このため直接ファイルを編集する必要がありません。従来、Webサイトを開発・運用するには、HTMLやcss、Webサーバーへのファイル転送など専門的な知識が必要でしたが、CMSを利用することでそのような知識がなくてもWebサイトを簡単に作成・運用出来るようになりました。
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日付
最終更新日:2017年12月20日