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Smurf attack(スマーフ攻撃) | IT用語

Smurf attack(スマーフ攻撃)とは? 意味・説明 (IT辞典) | wepicks!
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  • Smurf attackは攻撃対象のコンピューターに大量の偽パケットを送信する攻撃手法

Smurf attack(スマーフ攻撃)とは、攻撃対象のコンピューターに大量の偽パケット(パケットはコンピュータ通信におてアドレスなどの情報を付加したデータの小さなまとまりのこと)を送信する攻撃手法です。この攻撃は、「ping(ピング)」コマンドで利用するICMP(Internet Control Message Protocol)というプロトコルを用いて、送信元IPアドレスを偽装し、特定の標的へ大量にパケットを送りつけることで、ターゲットとなるコンピューターを機能停止に追い込むDoS攻撃の一種です。

「ping(ピング)」コマンドは、特定のホストコンピューターにつながるかどうかや経路を確認する手法の1つで、送信者はエコーリクエスト(echo request)というパケットを送信し、相手は、エコーリプライ(echo reply)というパケットを返信することで、相互に繋がっていることが確認できるものです。このエコーリクエストの送信元IPアドレスを攻撃対象のアドレスに改竄し、ホストコンピューターに大量のエコーリクエストを送りつけることで、大量のエコーリプライを攻撃目標に送りつける攻撃をします。攻撃目標は大量のエコーリプライが送りつけられ、大きな負荷がかかり、機能停止状態に追い込まれてしまいます。


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投稿日:2017年8月5日
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