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TLS(ティーエルエス) | IT用語
IT用語辞典
- TLSはインターネット上の通信を暗号化する技術の1つで、暗号化通信プロトコルです。
TLSとは、【トランスポート・レイヤー・セキュリティー:Transport Layer Security】の略称で、インターネット上の通信を暗号化する技術の1つ、暗号化通信プロトコル(通信規約・通信手順)です。TSLは、バージョン1.0 ~ 1.2まで開発(2017/8現在)されていますが、TLS 1.0は、アメリカのNetscape Communications社によって開発された SSL3.0 に改良を加えられたプロトコルです。そのため、TLSは特に区別する場合を除いてSSL(Secure Sockets Layer)と呼ばれています。SSLとTSLのバージョンは、
1.1 SSL 1.0
1.2 SSL 2.0
1.3 SSL 3.0
1.4 TLS 1.0
1.5 TLS 1.1
1.6 TLS 1.2
となっています。
RFC2246としてIETFで標準化されています。
1.1 SSL 1.0
1.2 SSL 2.0
1.3 SSL 3.0
1.4 TLS 1.0
1.5 TLS 1.1
1.6 TLS 1.2
となっています。
RFC2246としてIETFで標準化されています。
TSL通信を利用することによって、インターネット上のデータ送受信を安全に行うことが出来ます。近年ではインターネットの発展によって様々な情報が行き交っていますが、中には機密性の高い情報も多く含まれています。例えば、企業情報や個人情報、パスワード情報、クレジットカード情報などです。このような機密性の高い情報のやりとりをTSL通信路を通すことで、暗号化による保護を受けることが出来ます。これにより第三者の「なりすまし」「改ざん」「事後否認」「盗聴」などによる攻撃を防ぎます。
TSLの暗号化は、共通鍵暗号に基づき、デジタル証明書、秘密鍵暗号、ハッシュ関数などのセキュリティー技術を組み合わせて安全性を高め、データへの不正アクセスを防ぎます。
TSLは、特定のアプリケーション層プロトコルに依存しないため、多くのプロトコルに利用されています。HTTP や FTP などのプロトコルを利用するアプリケーションソフトからも利用が可能です。
TSL通信を行っているWebページでは、ブラウザのアドレスバーに表示されているURL が 「https://・・・」と表示されます。https の s は(Secure:セキュア)を意味する s です。
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日付
投稿日:2017年8月29日
最終更新日:
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