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セッション(session) | IT用語
IT用語辞典
- セッションはwebサイトを訪れた個々のユーザーとWebサーバー間の状態を管理する仕組み
セッション(session)は、webサイトを訪れた個々のユーザーのデータを個別に維持することによって、ユーザーとWebサーバー間の状態を管理する仕組みを提供します。セッションを利用することで、各ユーザー毎に、連続するリクエストにまたがって特定のデータを保持することで、ステートフル(状態を保持する)なWebサービスの構築が可能になります。
例えば、Webサイトでユーザーがログインして会員専用ページにアクセスしたり、オンラインサイトで買い物情報をショッピングカートに一時保存したりする場合に、セッション機能が活躍します。
個々のユーザーのセッションデータは、セッションデータコンテナに格納され、ユーザーのリクエスト毎に更新されます。セッションデータコンテナの中では、一意な識別子(ユニークなID)によってセッションデータを管理しています。この識別子をセッションIDと言います。このセッションIDは、始めてサイトに訪れるユーザーへも発行され、任意の名前でクッキーに保存されます。セッションデータコンテナに格納されるセッションIDとブラウザのクッキーに格納されているIDは一意となっており、ユーザーを識別することが出来います。サーバー側のセッションIDとブラウザ側のクッキーに格納されたIDは一意な同一のIDであり、これによりユーザーを関連付け識別し、状態を管理する仕組みを実現します。
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日付
投稿日:2017年11月29日
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