UPDATE:2017年12月05日
CSS3(シーエスエス3) | IT用語
IT用語辞典
- CSS3 は従来の CSS に新たな機能を追加した CCS の拡張版
CSS3とは【カスケーディング・スタイル・シート 3:Cascading Style Sheets level 3】の略称で、従来の CSS に新たな機能を追加した CCS の拡張版です。CSS とは、Webページや印刷で出力されるページのレイアウトや色などのデザインに関する体裁を効率的に定義するための言語で、HTML言語 と組み合わせて使用します。
CSS3 はこれまで以上に表現力が豊かになりました。例えば、角丸デザイン、透明度の指定、影の表示、グラデーションの作成などの機能が追加されました。これまで、JavaScriptで表現していたアニメーションやフォームの入力チェックなども CSS3 で実装させることが可能です。しかしながらWebブラウザによっては、新しい CS3S3 の新しい機能に対応していない場合もあり、ブラウザによっては見え方に違いが発生します。
CSSの初期バージョン CSS1 は、1996年に勧告(規格を定めること)されました。その後改良が加えられ、1998年 CSS2 、 CSS2.1 とリリースされ、2011年に CSS3 が登場しました。2017年現在は CSS4 の仕様策定が進められています。
CSS3 では、それぞれの機能をモジュール化(部品化)して管理するモジュラー方式になっており、各機能を分割して管理しています。各モジュールについてそれぞれ仕様を策定しており、草案や勧告など状態が異なります。これは、 全体を1つの仕様として纏めている CSS2 とは違う形態です。
CSS3 は、従来の CSS と互換性があり、基本的な記述方法などに変化はありません。従って、これまでの CSS を使用することが可能であり、従来の CSS と CSS3 を混在させて記述することが出来ます。
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日付
投稿日:2015年1月20日
最終更新日:2017年12月05日
最終更新日:2017年12月05日
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