UPDATE:2017年12月05日
DAEMON(デーモン) | IT用語
IT用語辞典
- DAEMON(デーモン)とは、コンピューターのメモリに常駐し、サーバーのプログラムやシステムの要求に応じて自動的にサービスを提供するバックグランドシステム
DAEMON(デーモン)とは、コンピューターのメモリに常駐し、サーバーのプログラムやシステムの要求に応じて自動的にサービスを提供するバックグランドシステムです。特にUNIX系などのマルチタイプOSのバックグラウンドプロセスとして動作し、httpd や cron など様々なサービスを提供します。
OSによって呼称が異なり、Windows NTでは「サービス」、IBM z/OSでは「サブシステム」、IBM VMでは「サーバ・バーチャル・マシン」、と呼ばれるものが同様のプログラムです。
DAEMONの語源は、ギリシャ神話に登場する守護神です。システムの面倒な雑用を実行してくれる、バックグラウンドプロセスである事から、DAEMON = 守護神 の名前がついたと言われています。
DAEMONの主な働きは、Webサーバ・メール送受信・プリントなどの処理です。
具体的なサービス名を挙げると
- 電子メール:fetchmail、postfix、imapd、sendmail、smtpd
- タスクスケジューリング系:anacron、crond、atd
- データベースサーバ:postgresql、mysql
などが挙げられます。
例えば、電子メールで、偶に MAILER-DAEMON から英文メールが届く事があるかと思います。これが電子メールサーバのDAEMONです。相手のサーバが故障している、宛先が間違っている等の理由で、送信出来なかった場合にメール送信者へ自動返信する働きをします。
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日付
投稿日:2015年1月23日
最終更新日:2017年12月05日
最終更新日:2017年12月05日
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