データベース(database) | IT用語
- データベースは類似性の高いデータを複数ユーザーで整理・統合し、検索や抽出を行うデータの集合のこと
コンピューターの世界では、データベースを管理するのに特化したシステムをデータベース管理システム(DBMS:Database Management System)と言います。近年では、この管理システムにリレーショナルデータベース(管理方式の1つ)が主流として使用されてきましたが、次世代の管理システムとしてオブジェクトデータベースというシステムが採用され始めてきています。
DBMSには商用とオープンソースとあり、商用ではOracle社のOracleや、Microsoft社のAccessが有名です。オープンソースでは、MySQL、PostgreSQLが良く知られています。
データベースは、データ処理の高速化・安定化、さらに、セキュリティーや障害対策などあらゆる面での改善を図るため、構造やアルゴリズムの様々な研究が日々行われており、情報工学の世界では重要な分野の1つとなっています。
データベース(database)という言葉には、広義の意味とIT用語としての意味があります。広義としては、手書きの名簿なども含まれます。
広義のほうは、手書きの住所録や記録なども入ります。
IT用語の場合はデータの集合体で複数のソフトやユーザーが使用できる状態になっているものをいいます。
一般的に思い浮かべるのはこちらのほうでしょう。
例えば、会社内の共用サーバーに入っている顧客リストなどはデータベースといえます。
逆に、ある社員一人のパソコンにだけ顧客リストが入っていて、他の人が見られない場合はデータベースとはいいません。
病院で使われている電子カルテや、住民基本台帳ネットワーク、図書館の蔵書検索システムなどもデータベースの一種です。
データベースをDB、それを管理するソフトのことをDBMSともいいます。
DBMSにはOracleやMicrosoftのAccessなどがあります。
特にAccessはユーザー数も多く、マクロやVBAと連携できるので、活用するといろいろと便利です。
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日付
最終更新日:2017年12月01日