UPDATE:2017年11月28日
DNS(ディーエヌエス) | IT用語
IT用語辞典
- DNSは、IPアドレス(ネットワーク上の機器を識別番号)に対すドメイン名(ホスト名)を関連付けるシステム
DNS(ディーエヌエス)とは【Domain Name System:ドメイン・ネーム・システム】の略称で、DNSサーバー、ネームサーバーとも呼ばれます。DNSは、IPアドレス(ネットワーク上の機器を識別番号)に対するドメイン名(ホスト名)を関連付けるシステムです。
ドメイン名は、人間が分かりやすいように「文字列」形式で表現されたもので、IPアドレスはコンピュータにとって都合が良い、「数字の羅列をピリオドでつなげた形式」で作られたものです。数字の羅列であるIPアドレスは、人間にとっては覚えにくくとても不便なものなのですが、コンピューターにとっては都合が良い識別形式になります。逆に文字列の羅列は人間にとって都合が良く、コンピューターにとっては不都合なものになります。これらの2つの異なる形式を繋ぎ合わせるDNSは、インターネットの世界を作るのになくてはならない大切なシステムです。
例えば、ドメイン名「aiueo」に対応するIPアドレスは「123.45」だとします。この場合、ユーザーがドメイン名「aiueo」と検索したものが、「12345」というIPアドレスに対応します。そして、ドメイン名「aiueo」とIPアドレス「123.45」が同一機器を指し示しているという情報を保持し、「aiueo」と検索したユーザーが「12345」というIPアドレスの機器にたどり着けるように関連付ける処理を行うのがDNSになります。
現在インターネット上にて運用されているほとんどのDNSサーバーが、BIND(バインド)【Berkeley Internet Name Domain】というサーバーソフトウェアで構築されており、このソフトはUCB(カリフォルニア大学バークリー校)で開発されたものです。
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日付
投稿日:2015年1月26日
最終更新日:2017年11月28日
最終更新日:2017年11月28日
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