UPDATE:2019年07月01日
プライマリDNSとセカンダリDNS(Primary/Secondary DNS) | IT用語
IT用語辞典
- プライマリDNSとセカンダリDNSは障害対策や負荷分散のために2系統以上で構成されたDNSサーバー
プライマリDNS(Primary DNS)とセカンダリDNS(Secondary DNS)は、どちらもドメインを管理するDNS(Domain Name System)サーバーのことです。DNSサーバーは、IPアドレス(ネットワーク上の機器を識別番号)に対するドメイン名(ホスト名)を関連付けるコンピューターやソフトウェアのことです。DNSサーバーには自身が所属するネットワークに接続されているコンピューターのドメイン名とIPアドレスの対応表が保存されており、外部ネットワークからの問い合わせに応じて、ドメイン名とIPアドレスの関連付けを行い、その情報を返します。
DNSサーバーは通常、主系統と副系統の2系統、或いはそれ以上を用意します。2系統以上で構成する目的は、主に障害対策や負荷分散のためです。プライマリDNSは主系統のDNSのことであり、セカンダリDNSは副系統のそれです。
セカンダリDNSはプライマリDNSのゾーン情報(ドメイン名空間情報)をコピーして保持しています。主に稼動するのはプライマリDNSですが、プライマリDNSにトラブルなどが発生した場合は、即座にセカンダリDNSがその役目を担います。また、このような可用性(連続して稼動する能力)向上のためだけでなく、大規模なドメイン管理を行うDNSサーバーでは、負荷分散のために複数のセカンダリDNSを用意するケースもあります。
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日付
投稿日:2017年12月1日
最終更新日:2019年07月01日
最終更新日:2019年07月01日
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