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RAID(レイド)
IT用語辞典
- RAIDは複数のハードディスクを組み纏めることで1台の装置として運用する技術
RAID(レイド)とは【Redundant Arrays of Inexpensive Disks:リダンダント・アレイ・オブ・インエクスペンシブ・ディスクズ、】の略称で、複数のハードディスク(HDD:外部記憶装置)を組み纏めることで、1台の装置として運用する技術です。RAIDを構成することで、高速化や冗長性、安定性、可用性(継続して運用する能力)の大幅な性能の向上が図られます。主にワークステーション、業務用サーバーやStorage Array(ディスクアレイ:外部記憶装置)で採用されます。
RAIDは、1988年にUCB(カリフォルニア大学バークレー校)のDavid A.Patterson、Garth Gibson、Randy Katzによって提唱されました。
RAIDは、データを複数のハードディスクに分散して記録することで性能向上を実現します。分散方法により RAID 0 から RAID 6 まで7種類の構成方法があります。種類によって、高速性や可用性などに得意な構成があります。RAID 0 と RAID 1を組み合わせた RAID 01 や RAID 10 などの形もあります。例えば、一部のハードディスクが故障してしまった場合でも稼働可能な構成も組めます。この技術によって、ホットスワップ(活線挿抜)が可能になります。これは、RAIDが組まれた装置を稼働させたまま、故障したハードディスクのみを交換する事が出来るシステムのことです。
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日付
投稿日:2015年7月12日
最終更新日:
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