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SFTP(エスエフティーピー) | IT用語

SFTP(エスエフティーピー) とは? 意味・説明 (IT辞典) | wepicks!
IT用語辞典

  • SFTPはSSHによって暗号化された通信を行うファイル転送用のプロトコル

SFTP(エスエフティーピー)とは【SSH File Transfer Protocol:SSH・ファイル・トランスファー・プロトコル】の略称で、SSH(Secure Shell:セキュアシェル)によって暗号化された通信を行うファイル転送用のプロトコル(通信規約・通信手順)のことです。このプロトコルによる通信路を通すことで、コンピューター間のファイル送受信を安全に行うことが出来ます。SFTP は UNIXシステム などにおいて、ファイルを送受信するコマンド(キーボート入力によるコンピューターへの命令)をも指します。

SFTPはOpenSHH(Open Secure Shell:オープン・せキュアシェル SSHプロトコルを利用するためのソフトウェアで、SSHサーバーおよびSSHクライアントを含む)のサブシステムでもある為、UNIXなどでOpenSHHソフトウェアをインストールすれば、自動的に組み込まれるコマンドです。サーバでSSHデーモンを起動していれば、クライアントの要求に応え、SFTPのサービスを提供する事が出来ます。

SFTPとFTPの違いは、FTPは認証のみが暗号化されるのに対して、SFTPは認証とファイル転送の2つが暗号化される点です。FTPはファイル転送内容が暗号化されていないので、不正に通信内容を傍受される可能性があります。SFTPは安全面の向上を図ることができますが、転送速度がFTPに比べると遅くなる欠点もあります。

Windows OS対応のWinSCPやMac OS対応のCyberduckなどSFTPに対応したクライアントソフトも多数あります。


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日付

投稿日:2017年7月30日
最終更新日:

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