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レジストラ(registrar) | IT用語
IT用語辞典
- レジストラはエンドユーザーのドメイン取得申請を受け付け、インターネット・レジストリにドメイン登録を行う組織
レジストラ(registrar)は、エンドユーザーのドメイン取得申請を受け付け、インターネット・レジストリにドメイン登録を行う組織のことです。インターネット黎明期にはレジストラの作業を担う組織がなく、ユーザーは直接レジストリに申請・登録作業を行っていました。レジストリは管轄地域におてい、ドメインやIPアドレスを配布・管理を行う組織です。この組織はトップレベルドメイン(TLD)毎に組織が分割されており、IANAをトップ組織として、地域別、国別、ローカルと階層構造の下で管轄が細分化されています。トップレベルドメインはドメインの一番右に当たる「.jp」「.com」などのことです。「.jp」のレジストリはJPRS(株式会社日本レジストリサービス)という組織です。
レジストラの業務は、レジストリとの契約の元 多数の業者が行っています。レジストラはドメイン取得のサービスや価格で差別化を図り、ユーザーの獲得を目指しています。また、レジストラとしての業務は、ホスティング業者やISP(インターネットサービスプロバイダー)などが兼業として、自社サービスに付加価値を与えるために行うことが多くあります。ISPなどはレジストリとしての機能も同時に果たしています。
殆どのレジストラでは、幾つもの gTLD や ccTLD の取得が可能です。取得可能ドメインの種類の多様さも他業者と差別化を図る要素となります。
このようにレジストラはレジストリの元、複数存在しており、競争原理の中でサービスの向上とユーザーの獲得を目指しています。
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日付
投稿日:2017年12月1日
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