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UPDATE:2017年12月03日

baserCMS(ベーサーシーエムエス) | IT用語

baserCMS(ベーサーシーエムエス) とは? 意味・説明 (IT辞典) | wepicks!
IT用語辞典

  • baserCMSはオープンソースフレームワークCakePHPを基本システムとした国産CMSのこと

baserCMS(ベーサーシーエムエス)とは、オープンソースフレームワーク「CakePHP」を基本システムとした国産のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。企業Webサイト(コーポレートサイト)の構築向けに開発されており、オープンソースとしてMIT License(エム・アイ・ティー ライセンス)で無償配布されています。福岡県のプログラマーのエガシラリュウジ氏によって開発されました。最初のバージョン var.1.5.1 は2009年12月にオープンソースとして公開されました。現在2013年11月現在、var.2.1.2 が最新バージョンとなっており、2013.11.19にβ版としてbaserCMS3が公開されました。

CMS(シーエムエス)とは、【Content Management System:コンテンツ・マネジメント・システム】の略称で、Webコンテンツを管理する仕組みやソフトウェアのことです。CMSでは、文書や画像などのWebコンテンツやレイアウトなどのデザイン要素を一元的に管理し、Webブラウザを介して、CMS管理画面からコンテンツの掲載、更新、削除やデザインの変更などを行うことが出来ます。このため直接ファイルを編集する必要がありません。従来、Webサイトを開発・運用するには、HTMLCSSWebサーバーへのファイル転送などの専門的な知識が必要でしたが、CMSを利用することでそのような知識がなくてもWebサイトを簡単に作成・運用出来るようになりました。

国産のソフトウェアなので、日本語表現に強く、日本語マニュアルなども充実しています。管理画面はシンプルで扱いやすいく、軽快な動作に重点が置かれています。プラグイン機能が搭載されているので、メールフォームや新着情報など必要な機能を必要に応じて導入することが出来ます。その他、複数ユーザー管理、スマートフォン・携帯対応、テンプレート・テーマ管理機能、カテゴリ管理機能、複数ブログ構築機能、複数フォーム作成機能(フィールドのカスタマイズ機能もあり)などにも対応しています。

テンプレートやテーマはHTMLCSSPHPの知識があればカスタマイズが可能です。baserCMSでは、自身独自関数に加えて、CakePHPの関数が利用可能です。


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日付

投稿日:2015年1月6日
最終更新日:2017年12月03日

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